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ホームページ制作は料金が高い?自動車工場が無料でホームページを作成する方法

2020.02.12

こんにちわ、メザイク代表の森脇です。

自動車工場のみなさん、「ホームページが“無料”で作れる時代になったことをご存知ですか?」

 

突然とんでもないことを言いだしたな…と思われてしまうかもしれませんが、これは事実です。
ホームページ制作はどっかの見積もりソフトみたいに何百万円もかける必要は全くないのです!

  • 「ホームページは初期投資が100万円ぐらいかかる。」
  • 「制作費用の内訳がよくわからない。」
  • 「ホームページ制作会社の料金が高いのか安いのか判断がつかない。」

こんなことを思ったことはありませんか?結論から言えば、

  • そこそこイケてるデザイン
  • スマホ対応
  • ブログ機能

このぐらいのホームページを作成するぐらいなら、頑張ればタダ(無料)でできます!
厳密に言えば、運用するためのレンタルサーバ費用やドメイン料が発生するのですが、それでもせいぜい月々2,000円~3,000円ぐらいの負担で済むことがほとんどです。

社員数が1,000人を超えるような大企業のコーポレートサイトや、インバウンドマーケティングを実践するマーケティングサイトならば話は別ですが、鈑金塗装や事故車修理をしている自動車業界のみなさんが初めてホームページを作るのであれば、何百万円もお金を使う必要は全くないと僕は思っています。

今回は一般的なホームページ制作会社の事例を参考にしながら、鈑金塗装・整備工場のみなさんがホームページを無料で作成できる方法についてお伝えします。

 

1.一般的なホームページ制作会社の例

ノートパソコンを触る人

ホームページ制作の際の見積り項目

まずは、ホームページ制作のどんなところにお金がかかるのかを見ていきましょう!

一般的なホームページ会社が費用対象としている項目はこんな感じになります。

  • ディレクション費
  • デザイン制作費
  • フロントエンド/バックエンド開発費(CMS実装費)
  • ブラウザ検証費

ディレクション費

ディレクション費とは、ホームページ制作を統括するディレクターの人件費に当たります。

分かり易く言うならば「こんなホームページを作って欲しい。」というみなさんの要望をヒアリングしたり、提案書を作成したりする担当の人です。

エンジニアやデザイナーよりも直接みなさんと関わる期間が長いことから、ディレクション費は他の項目よりも高くなる傾向にあります。

デザイン制作費

これはデザイナーの人件費に当たります。

Webサイトのベースデザインやパーツ(画像・アイコン・イラスト)、ロゴマーク等の制作を担当している人のことです。

ちなみに、ロゴマークの制作は別料金の場合が多いです。

フロントエンド/バックエンド開発費(CMS実装費)

HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使用して、実際にホームページ(Webサイト)を制作するエンジニアの人件費に当たります。

また、サーバ設定やドメイン設定、CMS(WordPress等)の実装をするための費用もこの内訳に入ります。

深く話すとややこしいので、ここでは「フロントエンド」と「バックエンド」という名前で役割分担がされていると思ってもらえればOKです。

ブラウザ検証費

ホームページ制作が一通り完了したところでブラウザの検証作業に移ります。

ブラウザ検証というのは、制作したホームページ(Webサイト)がちゃんとミスのない動きをするかの確認作業です。
検証が完了したところでみなさんに見てもらって、OKならば納品という流れになります。

代表的なブラウザの種類
  • Google Chrome
  • Microsoft Edge(Internet Explorer)
  • Safari

基本的にはWindowsとMacの両方で確認することが多いです。

ブラウザは他にも、Firefox(キツネのマークのやつ)とかいろいろありますが、制作会社によってどこまで対応するのかは異なるようです。

このように、作業毎に分担して制作が行われております。

各項目の費用は?

鈑金塗装や車検整備業の場合はレーバーレートによる人時計算(1時間当たりの単価計算)が一般的ですが、ホームページ制作の金額は基本的に人日計算(1日当たりの単価計算)で見積もるケースが多いです。

今回は1日あたり20,000円として計算してみます。(ちなみに40,000円ぐらいのところもザラにあります)

例:1日単価=20,000円とした場合のホームページ制作費用

項目 人日 単価
ディレクション費 10 20,000円 200,000円
デザイン制作費 7 20,000円 140,000円
フロント(バック)エンド開発費 10 20,000円 200,000円
ブラウザ検証費 3 20,000円 60,000円
合計 600,000円

60万円という制作費用になりました!!が…これはあくまでも必要最低限の見積もりです。

ホームページ制作会社によっては写真加工やロゴ制作が別料金になっていたり、ページ数が増えるごとに追加料金が発生していく場合が多い傾向にあります。

よくある問題点(旧来型ホームページ)

作成したまま放置

旧来型のホームページ制作会社の1つ目の特徴として挙げられるのが、ホームページを作ってもらった後にそのまま放置されてしまうパターンです。

試しにスマホで機械工具メーカーや塗料販売店、部品商などのホームページを検索してみると…結構下記の例に当てはまってたりします。

具体的に言うと…
  • やたらと画面サイズが小さい(もしくは大きい)
  • スマホ画面に対応していない
  • スマホの場合、ピンチ操作(指で拡大や縮小すること)をいちいちやらないといけない

自分で更新ができない(費用が掛かる)

「デザインが古く感じてきたから一新したい、新しい情報を入れたい!」でも…自分ではどうしようもできない…。

このように更新作業がなかなか自由にできないことも、旧来型ホームページ制作会社の特徴の1つです。

そのため、改善して欲しいポイントをホームページ制作会社に依頼しなくてはならないのですが、たいていの場合はそのときに莫大なカスタマイズ費用が発生します。

 

2.最近のホームページ制作会社の特徴

iPadを操作する手

その1.スマホ対応している(レスポンシブ)

「弊社のホームページはスマホ対応バッチリ。パソコン用のホームページをスマホサイズに合わせて自動変換するシステムを開発しました!!」

こんなようなことをアピールするホームページ制作会社が、最近かなり増えてきています。
理由はもちろん、スマホ所有率が増えたからです。

スマホが普及するきっかけになったのは、2008年7月のiPhoneの発売からと言われていますが(僕は2009年にガラケーからiPhoneに機種変更したのを覚えています。)2020年現在ではスマホの所有率は78%、タブレットも35%となっています。

つまり、ほとんどの人がスマホを持っていて、気になることをスマホでググる時代になったということです。

この10年ぐらいで検索端末がPCからスマホにガラリと切り替わったので、かの有名なGoogle社もスマホ対応化を着実に進めています。

最も分かり易い事例としては、スマホ対応していないホームページは検索順位が下がるという恐怖の対応です。
なので、スマホ対応していないホームページは今後ほとんどの人から見てもらえなくなっていきます。

その2.お客様の要望に合わせたデザインが可能

これも、最近のホームページ制作会社の特徴の1つです。

お客様ひとりひとり業種や想いが違うため、完全にオリジナルデザインにしなければ伝わるデザインにならず、効果もでないというようなことをアピール材料にしています。

特徴としては、デザインについての打ち合わせをしっかりと行うこと、その後の変更や更新にも柔軟に対応するということが挙げられます。

デザインの打ち合わせ内容

  • どんな印象にしたいか(シックな感じ、ポップな印象、優しい印象。近未来的な感じ、さわやかなイメージ。)
  • 好みの色は?(お店のイメージカラーに合わせて。パステルカラーで親しみやすく、赤やオレンジで元気な印象。)

その3.SEOに強い

検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること。また、その手法の総称。

順位決定には独自の計算式(アルゴリズム)が用いられるが、アルゴリズムは公開されていない場合も多く、特定の検索エンジンの特徴や基準を調査する専門家も存在する。

Googleは、例えば米国で1日あたり平均およそ2億4000万の検索結果を返しており、検索エンジン最適化を行うことは重要なマーケティングの一つである。また、ウェブ利用者の多くは「検索結果の上位に表示される企業はメジャーブランドである」と考える傾向にあることが明らかとなっている。

引用:Wikipedia

SEOは簡単に言えば、みなさんのホームページをYahoo!やGoogleの検索結果の上の方に表示させるためのテクニックのことです。

ちなみに、Yahoo!は内部でGoogleの機能を利用していると言われているので、Google対策をすれば必然的にYahoo!も対策できることを覚えといてください。

つまりSEO対策というのは、SEO対策=Google対策(Google先生と仲良くなろう、言うことをちゃんと聞こう、くれぐれもケンカしないように。こういうことです。

Googleの公式SEO基準はざっくりこんな感じ

  • 適切なページタイトルをつける
  • descriptionメタタグを設定する
  • URLの構造改善
  • わかりやすいナビゲーション
  • 質の高いコンテンツ

この他にもいろいろと基準が設けられていますが、検索順位のアルゴリズム(決定方法)ついては公開されていないので誰にもわからないのが現状です。

なので、ホームページ制作会社が口を揃えて言う「我が社はSEOに強いです!!」というコトバは正直なところ結構不透明なところもあります。

それでは、どのようにホームページ制作会社を選べば良いのか?もっと言えば、やる気があるならば自分でお金そかけずに制作しませんか?という提案です!

3.無料でホームページ制作がデキちゃう話

ノートと眼鏡

ネタバレ!ほとんどのホームページ制作会社はCMSを使っている

最近のホームページ制作会社がスマホ対応していたり、デザイン変更や更新が可能だったり、SEOに強いって言うのは、「CMS」を使っている場合が極めて多いのが理由です。

コンテンツ管理システム(英: content management system, CMS)は、ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。2005年頃より一般的に普及したといわれる。コンテンツマネージメントシステムとも呼ばれる。

引用:Wikipedia

 

これまでホームページ(Webサイト)を制作したり運用する為には、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を自由に操れるなどの高い専門知識が必要でした。

しかし!!

CMSが登場したことにより、技術や知識がそこまでなくても比較的簡単にホームページ制作ができるようになったんです。

例えばホームページのデザイン。これは豊富なテンプレートから好みのものを選ぶだけで外観が出来上がります。そして勝手にスマホ対応することもしばしば。

コレ正直、めっちゃ凄いです。CMS登場のおかげでホームページ制作会社はかなりの省力化が可能になったので、こぞって利用するようになったということです。

つまりそこそこイケてるサイトが自分で作れる!

「ホームページのデザインを細部までめちゃくちゃこだわってカスタマイズしたい!!」こんな人はホームページ制作会社にお願いするべきですが、「そこそこカッコよければイイよ!」って方はテンプレートが使えるので、やり方さえ覚えれば、みなさん自身で充分にホームページが作成可能って訳です。

その中でもWordPressの使用率は圧倒的!

みなさんはWordPress(ワードプレス)を知っていますか?

ワードプレスは全世界のWEBサイトの1/4を占めていると言われています。今もガンガン増えていってますよ!

WordPress(ワードプレス)はGoogleのSEO責任者であるマット・カッツさんっていう人が、「検索上位に表示させたかったら、WordPressを選ぶことは非常に良い選択である!」とまで言っています。

なので、多くのホームページ制作会社はワードプレスを活用してホームページを作っているんです。(ちなみにワードプレスは無料)

更に各ホームページ制作会社がこぞってワードプレスを使う理由を付け加えるならば、プラグインという拡張機能が使えることが挙げられます。

プラグインとは、簡単に言ってしまえば拡張機能です。

設定は結構難易度が高い場合もあるのですが…例えば、SEO対策を自動でしてくれたり、SNSと連動させたり、お問い合わせフォームを作ったり、サイトの読み取りスピードを上げたりするようなことが可能になります。

ドラクエでいうならば…

初期WordPress(ワードプレス)
  • 武器:ひのきのぼう
  • 鎧:布のふく
  • 盾:皮のたて
  • 兜:皮のぼうし
プラグイン後のWordPress(ワードプレス)
  • 武器:天空のつるぎ
  • 鎧:天空のよろい
  • 盾:天空のたて
  • 兜:天空のかぶと

※プラグインにはドラクエの破壊のつるぎや、はめつのたてのような呪われたもの(非公式でウィルスが混在等)もあるので、一部注意が必要。

プラグインをどんどん搭載すれば、伝説の武器や防具を装備してデジタル世界で戦えるということです。

お問い合わせフォーム作成をホームページ制作会社にお願いすると、大抵の場合は別途費用が必要と言われてしまいますが、実際やってることは無料プラグインを搭載して諸々の設定をするだけだったりするのです。

お問い合わせフォームも自分で作れる!

ワードプレスのインストール=無料。プラグイン=無料。だったら自分自身でやってみてもイイじゃんって思いませんか!?

運用コストがとても安い

とはいうものの…運用する上で最低限必要なものがあります。

WordPressを始めるために必要なもの

  • レンタルサーバー
  • 独自ドメイン

サーバーは簡単に言うと、WEB上の「土地」のことです。土地が無ければホームページという建物が建てられないと思ってもらえればいいです。

また、ドメインというのはWEB上の「住所」を指します。こちらも同様に、住所が無ければ誰もみなさんのホームページを発見できないということです。

なので、この2つに関しては必要になります。

どのぐらいお金がかかるの?

  • ドメイン取得料金:年間で約1,500円ぐらい
  • レンタルサーバーの初期費用:約3,000円ぐらい
  • レンタルサーバーの月額料金:1,500円ぐらい

正直、結構安いです。

みなさんが普段会社で使っている某メーカーのシステムのようにサーバー費が月々7,000円~10,000円かかるなんてことはありませんのでご安心下さい。

つまり年間20,000円ぐらいのコストで、ワードプレスを使ったホームページ運用が始められます。毎月2,000円もしないぐらいなので、これなら気軽に始められると思いませんか?

もちろん立ち上げるまでにそれなりの労力はかかりますが、自分でやった方が仕組みを理解できるので後々デジタルマーケティングを推進していくうえで役立つこと間違いなしです♪

 

まとめ

  1. 一般的なホームページ制作会社
  2. 最近のホームページ制作会社
  3. 無料でホームページ制作がデキちゃう話

 

随分長くなっちゃいましたが…今回の1番のポイントは、ホームページ制作会社も無料のワードプレスを使ってホームページを作成していることが多いということです。

もちろん自分自身でホームページを作るとなると、ワードプレスの使い方を覚えないといけないので運用までにそれ相応の努力が必要になります。

ですが、ホームページを作成する過程で「SEO対策のポイントや検索の仕組み」を習得できるので、結果としてWebを活用して集客するためのノウハウも自然と身に付いていきます。

月々2,000円程度でホームページが運用できるので、ちょっとでも興味を持った方はぜひトライしてみませんか?

分からないことがあれば、メザイクが誠心誠意お手伝いしますよ!!

それでは!

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